帰化とは、外国人が、日本の国籍を取得することです。
つまり、日本人になることです。
日本は二重国籍を認めていませんから、帰化した場合、これまで持っていた国籍を放棄しなければなりません。
お問合せはこちら
または 0586-27-8160
永住ビザとの違い
ここが、永住ビザと大きく異なる点です。
永住ビザは、出身国の国籍を維持したまま、日本に長期にわたって在留できる資格ですが、あくまでも外国人のままです。
(注意:永住ビザの更新は不要となりますが、在留カードや再入国手続きは必要です。)
もし、犯罪や法律違反等した場合で、退去強制事由に該当すれば、強制退去処分を受ける可能性があります。
帰化の場合は、許可された人は当然、日本人ですから、強制退去ということはありません。
帰化したあとの注意点
日本人になるのですから、
以前持っていた国の人から見れば、帰化した人は「外国人」になります。
ですから、元母国に行く場合、ビザを取得しなければなりません。
帰化することの効果
日本国パスポート
日本の旅券を所持することで、特に観光に関しては、ノービザ、もしくは、ビザを取得する必要があっても、比較的簡単に取得できます。
アジアや中南米諸国の人にとって、取引先の国に行く為に頻繁にビザ申請しなければならない場合、ノービザまたは簡易申請で外国訪問が可能となることは非常に有益です。
日本の旅券を所持することで、特に観光に関しては、ノービザ、もしくは、ビザを取得する必要があっても、比較的簡単に取得できます。
アジアや中南米諸国の人にとって、取引先の国に行く為に頻繁にビザ申請しなければなならない人にとって、ノービザまたは簡易申請は非常に有益です。
参政権
選挙に投票する権利である「選挙権」や、
立候補する権利である「被選挙権」といった、参政権が与えられます。
実際、地方議会や国会でも帰化して、議員になっている人もいます。
公務員への就職
永住ビザでも、就労にほぼ制約はないといえますが、日本国籍が要件となるような職業(例えば公務員など)にも就くことができます。
帰化と 永住? どちらが良いの?
以上のように、帰化と永住で迷っている方は、
生涯日本で住み続ける意志があるようでしたら、帰化をされた方が良いでしょう。
反対に、将来母国に帰ることを考えている人や、母国によく帰国する人は、永住の申請でよいと思います。
お問合せはこちら
または 0586-27-8160