永住外国人は「生活保護法の対象外」 最高裁が初判断

 

最高裁判所(第2小法廷)は18日、
「永住外国人は生活保護法の適用対象ではない」との初判断を示した。
永住資格を持つ外国人に対する、
生活保護法に基づく申請を却下した処分の
取消訴訟の上告審判決での判断。
4裁判官全員一致の結論で、
永住外国人も生活保護法の対象になると認めた2審福岡高裁判決を破棄、
女性側の逆転敗訴を言い渡した。
もっとも、「同法に基づく受給権はない」としているものの、
現状は各自治体の行政措置(裁量)による事実上の保護対象にはなっているため、
実務的には影響はないとの声も聞かれますが、
裁量判断である以上、
最高裁の今回の判示が消極要素に働くのは間違いない気がします。
特に、財政的に圧迫されている自治体では流れが変わりそうな気もします。
参考:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140718/trl14071823130007-n1.htm